熊本大学基金について

学長メッセージ

熊本大学基金へのご協力のお願い

国立大学法人 熊本大学長 小川 久雄 熊本大学は、第五高等学校、熊本師範学校、熊本医科大学、熊本薬学専門学校、熊本工業専門学校などを母体とし、昭和24年(1949年)に新たな総合大学として設置されて以降、人文社会科学、自然科学及び生命科学の各分野において、学術研究の発展と社会貢献に取り組んできました。

 社会に大きな影響を与えた新型コロナウイルス感染症の位置付けが「5類感染症」に変更され、日常生活も少しずつ元に戻りつつあります。本学は、研究力の更なる向上、産学連携と地方創生の強化、そして国際化を重点的に推し進め、その成果を大学の最も重要な使命である教育に活かしながら、個性ある創造的人材の育成に努めて参ります。

 これらの推進には、安定した財政基盤が必要不可欠ですが、平成19年(2007年)10月に熊本大学基金を設立し、多くの皆様からご支援を賜り、これまで学生の留学、課外活動の支援や学内建物の整備など多岐にわたる事業に充当させていただいています。また、生活に困窮している学生への奨学給付金等の経済支援にも活用しています。改めて御礼申し上げます。

 本学は、令和5年4月に半導体分野及びその他関連分野に関する先端研究並びに高度人材育成の推進を目的として「半導体・デジタル研究教育機構」を設置しました。そして、令和6年4月に学生が所属する新しい学部組織として「情報融合学環」を設置しました。

 これからも皆様の期待と社会からの要請に応えるべく、教職員一丸となって教育、研究、社会貢献・国際貢献に取り組むとともに、地域の教育研究拠点として教育、文化及び産業の発展に寄与して参ります。

 引き続き、ご支援を賜りますよう衷心よりお願い申し上げます。

国立大学法人 熊本大学長 小川 久雄