活動成果

感謝の声

令和6年度(2024年度)

TSMC奨学金

 令和6年3月に台湾の世界的半導体受託製造企業 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Limited(以下「TSMC」)と半導体分野の研究及び人材育成における産学連携に関する協定を締結しました。この一環として、半導体分野の人材確保が喫緊の課題となる中、その将来を担う人材の育成として、令和6年度から大学院自然科学教育部に在籍する博士前期課程1年生のうち、半導体関連の研究に従事する学生の修学をご支援いただく「TSMC奨学金」が創設されました。

2024年(令和6年)受給者からの感謝の声
  • このたびは給付型奨学金を支給していただき、心より感謝申し上げます。ご支援のおかげで、学業と研究に専念できる環境が整い、大変励みになっております。現在は流体工学を専攻しており、半導体の洗浄プロセスに関する研究に取り組んでいます。今後も精進を重ね、学んだ知識や経験を社会に還元できるよう努力してまいります。(機械数理工学専攻機械工学教育プログラム 1年)

  • このたびはTSMC奨学金を授与いただき、心より感謝申し上げます。本奨学金をいただけたことで、金銭的な不安が和らぎ、研究課題に集中することができました。また、学習に必要な教材や機材を揃えることが可能となり、学習の効率を向上させることができました。このように、研究に専念できる環境を整えることができたことを大変ありがたく思っております。今後とも研究に励み、半導体分野の発展に貢献できるよう努めてまいります。(情報電気工学専攻情報工学教育プログラム 1年)

  • 奨学金のおかげで、経済的な心配が減り、国内の学会だけでなく、国際学会にも参加することができ、研究に関して数多くの知見が得られました。また、国際学会での発表を通して、英語を使ったコミュニケーションに関して上達したと感じています。以上の経験は、私の目標である研究者になるうえで、必ず役に立つものであると確信しています。(理学専攻物理科学コース 1年)

Giving Campaign 2024

100 大学が参加した、学生による資金調達イベント「Giving Campaign 2024」において、多くの応援・ご支援をいただき、100 大学中2位の成績を収めました。

■応援投票数:15,047 名  ■寄附総額:3,257,783 円  ■寄附者数: 399 名 

■キャンペーン詳細:熊本大学Giving Campaign 2024

Giving Campaignとは?

学生の研究活動や課外活動の応援・支援を目的に、学生が主体となって支援を募る日本最大級のオンラインチャリティーイベントです。イベントでは、応援したい学生団体への投票に加え、応援メッセージ、支援したい団体への寄附など、様々な形で頑張る学生を応援することができます。また、期間中に獲得した「得票数」を参考に協賛企業から協賛金が分配され、いただいた寄附金とあわせて学生団体の活動費等に活用されます。

応援数ランキング及び学生団体からの御礼

1位:熊本アカペラサークルHigo-Pella  2,404票

学内1位という結果を残すことができ、本当にうれしく思っております。いただいた支援は、今後のサークルの発展に寄与させ、アカペラの魅力を熊本大学から発信できるようなサークルとなるために活用させていただきます。支援いただいたすべての方に感謝いたします。本当にありがとうございました。

2位:応援団チアリーダー部 2,321票

この度は熊本大学応援団チアリーダー部にご投票とご寄附をいただきまして、誠にありがとうございます。頂戴した寄附金は、練習環境の整備や遠征費の支援に大切に使用させていただき、部の戦績の向上を目指して日々精進いたします。また、チアリーダーとしての精神と姿勢を忘れずに、この機会に応援をしてくださった皆さまを今後は”Cheer“し、感謝を伝えて参ります。

3位:紫熊祭実行委員会 1,672票

熊本大学紫熊祭を応援してくださった全ての皆様、本当にありがとうございました。予想以上の投票や寄附をいただき、実行委員一同心より感謝しております。皆様からのご支援を、学園祭の充実に反映させられるよう、これからも精いっぱい活動してまいります。また、紫熊祭は毎年11月初めに3日間を通して開催しております。皆様に楽しい時間を過ごしてもらえるよう、様々な企画を準備しておりますので是非お越しください。

4位:ボート部 1,153票

Giving Campaign2024において、熊本⼤学ボート部へ寄附という形でご協⼒していただき、⼼より御礼申し上げます。部員が皆、精⼀杯活動できているのも、皆様のご協⼒のおかげです。今回のイベントを通して、皆様と協⼒して投票数を伸ばし、現役部員が少ないながらも⼤学内4位を獲ることができたこと、応援メッセージや応援の投票をたくさんしていただけたこと、⼤変なこともありましたが、私たちにとって励みになることばかりでした。部員⼀同、重ねて御礼申し上げます。

5位:体育会吹奏楽部 728票

この度は「Giving Campaign2024」におきまして、熊本大学体育会吹奏楽部にご寄附を頂戴いたしましたこと、心より御礼申し上げます。いただいた寄附金は、楽器の修繕費や演奏会に参加するための遠征費など、当部活の活動資金として大切に使わせていただきます。この度のご厚意を大切に、今後も私どもの演奏を通してお客様に笑顔を届けられるよう、これまで以上に愛される部活であるよう、部員一同、一丸となって精進してまいります。

サークルへのご寄附に関するお礼

応援団リーダー部

この度は基金のご支援ありがとうございました。皆様のご支援のおかげで熊本大学応援団は2024年度、問題なく活動することができました。昨年度は練習で使用するジャージを基金により制作させていただきました。活動に一体感が生まれ、練習がより一層身に入ります。これからも私どもの活動を応援していただけると大変嬉しいです。

令和5年度(2023年度)

新庄鷹義基金

冨士ダイス株式会社創業者である故新庄鷹義様の人材育成への熱意とご遺志を継承し、ご令室新庄初枝様が当時代表を務められていた株式会社TSK様より、平成28年熊本地震で被災した学生への支援、修学支援及び留学支援等に対していただいたご寄附を基に設立した冠基金です。

2023年(令和5年)受給者からの感謝の声
■修学支援奨学金(給付)
  • 奨学金によって生活費に必要なアルバイトを休職でき、教員採用試験の勉強に力を注げたので、無事に福岡県の養護教諭の内定をいただきました。奨学金のおかげで養護教諭になる夢を叶えることができました。(教育学部4年)

  • 将来の目標である検察官になるため、経済的な心配をせず学習に取り込め過去最高の成績を修めました。高額な問題集も購入でき、知識の蓄積により早期卒業で法科大学院に合格し、奨学金の一部を入学金に充てることができました。(法学部3年)

  • 奨学金は主に授業料の支払いに充てました。奨学金のおかげでアルバイトの量を調整でき、学費や諸費用を心配しなくて良かったことがとても大きいと感じています。(保健学科2年)

  • 卒業直前に控えた薬剤師国家試験に向け、約4ヶ月間は1日10時間以上の勉強を行っていたため、本奨学金を生活費に充てることでアルバイトの時間を学習時間に充てることができ試験本番では成果を挙げました。立派な薬剤師を目指し精進します。(薬学部6年)

■グローバルリーダーコース海外短期留学支援
  • この短期留学を経て、アメリカに再度留学したいと思うようになり、手段を日々模索中です。この学びを将来に生かしていきたいと思いました。(文学部3年)

  • 自分が現地の方々の会話のスピードを聞き取れないことが多々あり、うまく自分の言いたいことが出てこず、自分の英語力に気づかされ、悔しく感じました。この経験でより一層、英語の練習をする必要があると感じました。(工学部3年)

  • 今後も英語の勉強は決して怠ることなく継続して続けていきたいです。加えて、様々な価値観に触れていきたいと思いました。多くの価値観に触れ、何事にも広い視野を持った人間を目指していきたいです。(工学部3年)

物価の高騰等に対する経済支援

物価の高騰等により経済的に困窮している貸与奨学生を対象に、教科書等の書籍購入費用として5,000円の図書カードを配付する経済支援を実施しました。学生の為に利活用いただきたいと熊本大学基金へ寄せられたご寄附、独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)からの補助金により、453名へ支援を行うことができました。

支援者数:453名
【支援を受けた学生からの感謝の声】
  • 奨学金等のお陰で生活はできているが、大学で用いる教科書や参考書はどれも高価で、授業で使う必要最低限のみ買って、それ以外の欲しい教科書には手が出せずにいたので、教科書を買う機会を与えてくださり、とてもありがたいと感じています。

  • 卒業試験、国家試験が控える中、参考書が高額なため躊躇していたところだったので非常に感謝しております。有効に使わせて頂き勉学に励みたいと思います。今回は誠にありがとうございました。

  • 今回図書カードをいただけるということで、購入を迷っていた研究に関する書籍を購入することに決めました。また、最近書店に行っていなかったので、他にもいろいろな本を探す良い機会になると思います。

サークルへのご寄附に関するお礼

ヨット部

昨年度も多大なるご支援をいただきありがとうございます。ヨット部では艤装品などの購入に基金を利用させていただいております。今後も基金を有効的に活用し、活動していきます。引き続き応援していただけると嬉しいです。

 

硬式野球部

この度はたくさんのご寄附を頂きまして、誠にありがとうございます。練習環境が新しくなる予定で、リーグ戦上位進出に向けて、部員一同より一層の努力を重ねていく所存でございます。今後もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

 

準硬式野球部

こんにちは!熊本大学準硬式野球部です!この度、大江グラウンド野球場の防球ネット建設においてたくさんのご寄附をありがとうございました。大会での入賞を目指して日々の練習を精一杯頑張っていこうと思います。これからも準硬式野球部をよろしくお願いいたします。

 

医学部準硬式野球部

昨年度も過分なるご寄附やご声援誠にありがとうございます。また、この度の突然の寄附の要請に対しても快く対応していただいたこと重ねて感謝申し上げます。充実した環境の中で野球ができているのはご支援あってこそだということを忘れず、良い報告ができるよう日々精進いたします。

令和4年度(2022年度)

学内食料支援(食の支援)

コロナ禍によるアルバイトの制限や世帯収入の減少など、経済的困難を強いられている学生への支援として、熊本大学生協及び恵和会の対象メニューまたは商品(食品に限る)を200円引きで提供する「食の支援」を実施しました。皆様からいただいたご寄附、独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)からの補助金及び熊本大学生協のご協力により、令和4年7月4日~29日、10月3日~11月22日の2回の期間中に、全学で計10,500食の支援を行うことができました。

支援数:10,500食
【支援を受けた学生からの感謝の声】
  • 今年から一人暮らしになり、なるべく食費を抑えたいと思いながらも、栄養不足で病気になることが懸念され悩んでいました。こういった支援によって、より食が豊かになり、朝ご飯も朝からしっかりと取ることができ、とてもありがたかったです。

  • 勉強に手一杯かつ感染が不安でアルバイトに手をつけられない状態なので、こういった支援が本当にありがたいです。

  • 物価高もあり、非常にありがたいです。今後もあれば利用したいです。

  • 非常にありがたかったので、今後も行って欲しいです。

学内食料支援(食料の無料配付)

令和5年1月31日黒髪北地区体育館において、新型コロナウイルス感染症の感染拡大や物価の高騰により経済的に困窮している学生を対象に、食料支援を行いました。皆様からいただいたご寄附と地元企業様のご協力により、500名の学生に食料品を配布することができ、学生からは感謝の声が数多く寄せられました。

支給人数:500名
【支援を受けた学生からの感謝の声】
  • 勉強が忙しくなっており、バイトをやめたのですが、仕送りは教科書、家賃でほとんど消えてしまっているので、食料支援本当にありがたいです。

  • 常に食料が尽きている状態だったので、とてもありがたかったです。大切にいただきます。ありがとうございました。

  • 今回もとても役に立つ支援をしていただき、ありがとうございました。食料品は生活をする上で絶対必要なものなので、このような支援があって本当に良かったです。また支援があったら、ぜひ利用したいと考えています。

  • コロナ禍でバイト先がなくなっていたので、とても助かりました。本当にありがとうございました。

サークルへのご寄附に関するお礼

馬術部

昨年度も過分なるご寄附をいただきまして、誠にありがとうございます。皆様からのご支援により昨年度も活動できましたこと、部員一同深く感謝しております。皆様からのご厚意は、定期練習時の交通費、毎月の装蹄代として活用させていただきました。今後とも馬術部への温かいご支援どうぞよろしくお願いいたします。

 

応援団[リーダ部]

こんにちは、熊本大学体育会応援団リーダー部です。私たちは近年部員減少に悩まされながらも、日々頑張る皆様を応援させていただいております。部員が少ないため、ご寄附があることで、より部活動に集中できる環境を整えていただいております。ありがとうございます。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。

 

応援団[チアリーディング部]

私たちは、紫熊祭や入学式での演技、大会参加の他、部活動応援なども行っています。昨年度は、大会の移動費としてご寄附を利用させていただきました。部員一同大変感謝しています。更に成長した姿をお見せできるよう、これからも頑張っていきます!

令和3年度(2021年度)

新型コロナウイルス支援基金学生支援事業(アマビエ給付奨学金)

新型コロナウイルスの感染拡大による学生生活への影響が長期化していることを踏まえ、今年度も、大学での学業継続が困難になっている学生や経済的に困窮する学生に対する支援を行いました。

支給人数:371名 総支給額:27,100,000円
【支援を受けた学生からの感謝の声】
  • 私の家庭は、3年前の父の他界後、様々な要因により家計が困窮している状況です。私は将来、地方公務員として社会に貢献したいと思っているのですが、公務員試験合格に不可欠な生協主催の公務員講座というものがあり、その授業料は高額で、受講するかどうか迷っていましたが、この奨学金のおかげで授業料の一部に充当させて頂くことができ、将来の夢に突き進むことができました。この度は、熊本大学アマビエ給付奨学金のご支援を頂きまして誠にありがとうございました。(法学部 3年)
  • 初めに、アマビエ給付奨学金に携わって頂いた全ての方々に感謝申し上げます。受給させて頂いた時期は、卒業設計などで忙しくコロナ禍ということもあり、バイトにあまり入れない状況でした。そんな中で10万円もの大金を支給して頂き、学費や資格取得に有効活用することができました。この度は本当にありがとうございました。(自然科学教育部博士前期課程 1年)
  • 新学年では教科書や参考書の費用負担が特に大きく、この度の奨学金をその一部費用に充てさせていただきました。貴重なご支援のおかげで、今年度も勉学に励むことができます。ありがとうございました。(医学部 2年)
  • 今回給付いただきましたアマビエ奨学金は、一年後に控えている留学のための費用と、留学に向けた語学学習のための資金として活用させていただきました。奨学金をいただいたことの意味をしっかりと考え、自分の目標のためにしっかりと勉強に取り組みたいと思っています。(文学部 2年)

学内食料等支援

令和3年11月2日、黒髪北キャンパス体育館にて、皆様より頂いたご寄附と地域の企業様のご協力により、支援を希望する学生全てに食品と日用品の無料配布を行いました。

支給人数:501名
【支援を受けた学生からの感謝の声】
  • 今回は企業さんから提供いただいた食品のバリエーションの多さがとてもうれしく、最後に大きな袋で一律に日用品なども配っていただけて、スムーズに終わった点がとても助かりました。のりやごはんのお供など、自分で買うときに金銭的な理由からためらってしまうものがいただけてとても助かっています。ありがとうございました。
  • すぐに食べられるものから長期保存可能なものまで様々なものをいただけたので、すごく助かりました。また、地元の食品が多く、知らない商品を知る良い機会になりました。
  • 前回は教育実習中で参加できず、今回初めて参加しました。食料をたくさん頂き、これだけの量を購入するとなるとかなりの金額になるため、本当にありがたいことでした。お菓子類はなかなか買うことができなかったため、とても嬉しかったです。また生活用品についても、特に生理用品は意外と高く困っており、使う回数に頭を悩ませていたため、ありがたかったです。 アルバイトもほぼできていない状況で、また勉学も忙しくなってきたため新しいアルバイトをするというのも生活的に難しく、しかし実家にはあまり負担をかけたくないので、このような支援を企画してくださったことに感謝しております。
  • 地元の企業さんが私たち学生に食料配布を行ってくださって、今後は地元の企業の商品を積極的に買っていこうと思いました。今後ともよろしくお願いいたします。

令和2年度(2020年度)

新型コロナウイルス支援基金学生支援事業(アマビエ給付奨学金)

新型コロナウイルスの感染拡大に伴って生じる経済状況の悪化により、大学での学業継続が困難になっている学生に対して支援を行いました。

支給人数:286名 総支給額:45,950,000円
【支援を受けた学生からの感謝の声】
  • 新型コロナウイルスの影響でアルバイトができなくなり、両親の収入も減少する一方でした。日常生活が支えられず困っている時に学校の支援給付金を頂き、とても助かり、改めて感謝します。安心な生活を保てるからこそ、学業に専念できました。これからも自分の知識と能力を高めて、将来人を助けられるように一層努力します。(自然科学教育部)
  • バイトができなくなり収入がほとんどないの状態だったので、給付金をいただくことができ非常に助かりました。申請から振込まで迅速に対応していただけたのもありがたかったです。本当にありがとうございました。(薬学教育部)
  • コロナの感染が拡大し、親の仕事にも影響が出て、大学に入ってもアルバイトも何もできず、不安な状態でしたが、熊本大学の給付金のおかげで、生活費や教材費を払うことができ、良かったです。本当にありがとうございました。(教育学部)
  • 国からの支援金だけでは、就職活動の規模を縮小し、望む職種を受験できない可能性がありましたが、大学からの支援金をいただけて、就職活動を広範囲ですることができ、希望職種での内定をいただくことができました。ありがとうございました。(社会文化科学教育部)